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福岡とはどんなところ?

福岡県(ふくおかけん)は日本の都道府県の一つ。 九州地方の北部に位置し、本州最西端の下関市(山口県)と関門海峡を挟んで接する。 兵庫県に次ぎ全国47都道府県中9番目に人口の多い県で、福岡市、北九州市という2つの政令指定都市がある。 いわゆる三大都市圏以外では唯一人口密度が1,000 人/km? を超えているなど、地方では繁華な県となっている。

福岡の地理

九州本島の北部に位置し、九州地方で最も人口が多い県である。 北部は日本海(響灘・玄海灘)、東部は瀬戸内海(周防灘)、筑後地方は有明海に面している。 県の中心部を筑紫山地が連なっており、筑後川・矢部川・遠賀川流域、宗像地域、京築地域では平野が広がっており水田地帯が多い。

福岡の気候

福岡地方、北九州地方の日本海沿岸部・関門海峡沿岸部(福岡市・北九州市・宗像市・前原市など)

この地域は九州の中でも日本海側気候の影響が最も強い。 冬期は北西の季節風が吹きつけるため肌寒く、曇天の日が多く日照時間が少ない。 強風・風雪・波浪注意報も発令される事も多く、強い冬型の時には暴風雪・波浪警報が発令される場合もある。 また、年に数日程度は積雪する日もある。 梅雨明け後は最高気温が30℃以上の真夏日が多いが、35℃以上の猛暑になる事は少ない(福岡市の平年値(1997年〜2006年の10年平均)は、夏日140.1日、真夏日60.7日、猛暑日4.3日。冬日3.2日、真冬日0.0日)。 関門海峡周辺では霧が発生しやすく、日本海側気候と瀬戸内海式気候との境界に当たるため、二面性を持つ気候である。

北九州地方の瀬戸内海(周防灘)沿岸部(行橋市・豊前市など)

この地域は瀬戸内海式気候に属する。 年間を通して比較的温暖で、降水量は少なく晴天が多い。 冬は日本海側気候の影響で、年に数回程度の積雪はあるが、季節風の影響は日本海側より小さいので、強風や波浪などの注意報が発令されることは少ない。

筑豊地方、筑後地方の内陸部(久留米市・飯塚市・田川市・嘉麻市・朝倉市など)

この地域では内陸地形であるため、寒暖の変動が激しい。 夏は猛暑になりやすく、最高気温が35℃を越える日もある(飯塚市の平年値は、夏日143.5日、真夏日65.4日、猛暑日3.6日)。 冬は最低気温が氷点下まで下がることもあり、県内ではこの地域が最も積雪しやすい(冬日28.5日、真冬日0.1日)。 特に標高1,000m級の山が連なる筑紫山地の英彦山周辺では100cm以上積雪する事もある。

筑後地方の有明海沿岸部(大牟田市・柳川市・大川市など)

有明海は内海のため、瀬戸内海式気候に近い。 年間を通して温暖で、降水量も多くない。 冬期は最低気温が氷点下まで下がることもあるが、降雪することはあっても積雪することはほとんどない。

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